『個人の破産・再生手続〜実務の到達点と課題〜』

『個人の破産・再生手続~実務の到達点と課題~』は、昨年(平成23年)6月に日弁連倒産法制等検討委員会で出版した個人破産、個人再生に特化した本です。
平成21年2月に開催した「個人再生シンポジウム〜個人再生の理論と実務〜」をきっかけに、個人の破産と再生のさらなる運用改善を目指し、各地の運用のよいところを紹介し、どんどん採り入れてもらおうということで始めた企画でした。
書き下ろしの論文16本、前述の個人再生シンポと平成20年6月に開催した「破産・個人再生における手続選択と実務上の留意点」の反訳、31点の資料と満載の内容となっています。
是非ご一読いただきたいと思います。
近年、事件数が減少していますが、中でも個人再生が激減しています。
個人再生の運用改善をしておかないと、必要となったときにうまく対応できず、個人再生が敬遠されてしまいかねません。
そのためには、これからもみんなで知恵を出し合っていきたいですね。

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