研修会

全倒ネット

初めての法人破産申立(7)

では申立日を決めたとして、それまでのスケジュールをどのように考えるのでしょうか。 債務者からは約束したスケジュールで必要書類が上がってくることは少ないので、とにかくできる限り短いサイクルで打ち合わせの日程を入れ続けることが大切であるという話...
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初めての法人破産申立(6)

自己破産の申立てを行うことを決めた場合申立日の設定についてはどのように考えたら良いでしょうか。パネラーの先生から破産申立は支払不能の認定の問題があるので、事業停止後3日後をめどとして申立日を設定しているという話もありました。事業停止から申立...
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初めての法人破産申立(5)

パネルディスカッションでは「裁判所から見て、代理人がきちんと債務者に説明しておけば良かったと思われる事案がありましたか。」という質問がありました。パネラーの裁判官からは破産手続は債務者が単に債務を整理するための手続きでは無く、債権者のための...
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初めての法人破産申立(4)

法人の自己破産の申立をする際に代表者から事情聴取することは誰でもすることですが、事案によっては事情聴取すべき対象者を広げる必要があります。私は、会社の経理状況に通じた担当者にはできるだけ同席してもらうようにしています。また、仕掛かり工事など...
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初めての法人破産申立(3)

では、再建型手続を諦めて、破産申立やむなしとなった場合に依頼者に予め説明しておくべきこととしてどのようなことがあるでしょうか。 財産の隠匿や否認対象行為などをしないように注意しておくことは当然ですが、破産手続の流れや管財人が選任されること、...
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初めての法人破産申立(2)

破産か、再生か、任意整理か、法的整理かの判断に際して考慮すべき事情としてはどのようなものがあるでしょうか。まず、再建型でいけるのか、清算型にせざる得ないかの見極めが必要です。本業での再建が可能か否かは、再建計画を描けるのかにかかってくると思...
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初めての法人破産申立

以前もブログで報告しましたが、全倒ネット関東地区の研修会が2月4日に甲府で行われました。メインは「初めての法人破産申立」というテーマでのパネルディスカッションでした。これから何回かに分けて、この研修会の内容をダイジェスト版として報告したいと...
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甲府研修会

2月4日 全倒ネットの研修会が甲府でありました。初めてパネラーを担当しました。今回は甲府地裁の林裁判官にもパネラーに加わっていただきましたが、裁判官の考え方を知ることができて大変参考になりました。私の他に弁護士は一弁の伊藤尚先生と山梨の吉澤...