石川貴康

グルメ

駅弁その2

突然ですが、破産管財実践マニュアルは大阪で生まれた本です。 執筆者の1人である私は千葉県生まれで千葉県弁護士会に所属していますが、編集や執筆のための会議は全て大阪で行っているからです。 野村さんや新宅さんから「偶には千葉でやりましょう!」と...
全倒ネット

初めての法人破産申立(6)

自己破産の申立てを行うことを決めた場合申立日の設定についてはどのように考えたら良いでしょうか。パネラーの先生から破産申立は支払不能の認定の問題があるので、事業停止後3日後をめどとして申立日を設定しているという話もありました。事業停止から申立...
全倒ネット

初めての法人破産申立(5)

パネルディスカッションでは「裁判所から見て、代理人がきちんと債務者に説明しておけば良かったと思われる事案がありましたか。」という質問がありました。パネラーの裁判官からは破産手続は債務者が単に債務を整理するための手続きでは無く、債権者のための...
グルメ

駅弁その1

東京駅の中に「銀の鈴」という待ち合わせスポットがありますが、そこには「GRANSTA」という駅ナカショップがあります。色々な食材やお土産の他にお弁当も売っています。私は東京駅でお弁当を買うときはたいていはここで購入しています。おすすめは「e...
全倒ネット

初めての法人破産申立(4)

法人の自己破産の申立をする際に代表者から事情聴取することは誰でもすることですが、事案によっては事情聴取すべき対象者を広げる必要があります。私は、会社の経理状況に通じた担当者にはできるだけ同席してもらうようにしています。また、仕掛かり工事など...
全倒ネット

初めての法人破産申立(3)

では、再建型手続を諦めて、破産申立やむなしとなった場合に依頼者に予め説明しておくべきこととしてどのようなことがあるでしょうか。 財産の隠匿や否認対象行為などをしないように注意しておくことは当然ですが、破産手続の流れや管財人が選任されること、...
全倒ネット

初めての法人破産申立(2)

破産か、再生か、任意整理か、法的整理かの判断に際して考慮すべき事情としてはどのようなものがあるでしょうか。まず、再建型でいけるのか、清算型にせざる得ないかの見極めが必要です。本業での再建が可能か否かは、再建計画を描けるのかにかかってくると思...
全倒ネット

初めての法人破産申立

以前もブログで報告しましたが、全倒ネット関東地区の研修会が2月4日に甲府で行われました。メインは「初めての法人破産申立」というテーマでのパネルディスカッションでした。これから何回かに分けて、この研修会の内容をダイジェスト版として報告したいと...
倒産法改正

倒産法改正のシンポ

3月19日にクレオで倒産法改正のシンポジウムがありました。このシンポジウムは東京弁護士会倒産法部と大阪弁護士会の倒産法改正研究会の共催でした。東京と大阪という離れた場所でそれぞれ活躍している一流の倒産弁護士達が時期をほぼ同じくして、倒産法の...
倒産法改正

提言倒産法改正とシンポジウム

野村さんと新宅さんも執筆に参加している「提言倒産法改正」を読んでみました。私は、近年倒産実務で問題となっている租税債権や労働債権の代位弁済の問題について注目していることから、杉本純子先生が執筆している倒産手続におけるプライオリティー体系につ...